液体検知装置はペットボトル等の液体の成分を測って危険性を見極める
液体検知装置は、ペットボトル等に入っている液体の誘電率を測って、その危険性を見極めるために爆発物・可燃物を検知するものです。
液体検知装置は、検査精度の高いものが要求される空港における保安検査だけでなく、テロ対策の強化が要求される音楽イベント会場やスポーツ競技会場などでの危険物を防止するために効果があります。
透光性があるペットボトルなどの容器に反応する近赤外光センサーを採用しており、容器の中の液体の危険性を短い1秒~4秒という時間で判定します。
また、透光性がないスチール缶やアルミ缶などの容器にも対応しており、いろいろな形状・材質の容器を開封しないで検査ができます。
軽量・小型であるため持ち運びが容易です。
●液体検知装置の特長
厳しい国際線で採用されている試験基準を満足しています。
判定するスピードが速く、容器がペットボトルの場合は、容器を本装置のセンサーのところに置くことによってすぐに測り始めます。
安全かどうかおよそ短い約1秒というような時間で判定できます。
いろいろな形状・材質の容器に対応できます。
ガラス瓶やペットボトル以外に、スチール缶、アルミ缶、プラスチック管など、いろいろな材質の容器の場合でも対応しており、検査が今まで困難であった材質の容器などの場合でも検査ができるようになりました。
軽量・コンパクトで、持ち運びできるのでどこにでも設置できます。
保守サポート体制を全国に展開しているネットワークによって準備しており、優れたメンテナンス性があります。
●利用できるケース
液体検知装置が利用できるケースとしては、
・飛行機、鉄道、バスなどの交通機関での不審物検査や手荷物検査
・重要な施設である政府関係の機関、エネルギー関係施設などでの保安検査
・文化施設である劇場、映画館、美術館などでの手荷物検査
・音楽イベント会場、スポーツイベント会場での手荷物検査などが挙げられます。